なぜ抜けるのかを追及したらこの2機種になりました。
少し難しい話になりますが・・・。光とは波動する性質を持つ粒子です。
そして物体(粒子)は動く事で熱を発します。
IPLもSHRも同じく光が特定の物質に皮膚を透過しアプローチする事で熱を発する原理を利用し脱毛しています。
『IPL脱毛』はインテンス・パルス・ライトという光源としては通常キセノンのようなフラッシュランプを使用し
毛の黒色(メラニン色素)に反応しやすい光を照射する事で毛根を破壊します。
『SHR脱毛』は毛根ではなくバルジ領域という
「毛の細胞を作る元となる場所」に熱を蓄えて毛を生えにくくしていきます。
バルジ領域には幹細胞が含まれており、この中にはさらにTGF-Bというタンパク質が含有されている為、
熱を与えることでタンパク質の変性が起こり結果として減毛に繋がります。
どちらも熱を加えて毛が生える部分を破壊する事により脱毛をする事になります。
極端に言うと、皮膚が火傷をした部位に毛は生えません、
それは熱によって毛を生やす機能が破壊された事が原因です。
単純に高熱を与えれば、毛は生えてこなくなるでしょう。
美容脱毛にある程度の時間がかかるのは、皮膚の表層部にダメージを与えず美しさを保ったまま
肌の内部の毛を生やす機能を破壊する為です。
人間は自己を修復する機能を持ち合わせています。
毛根を無くすために体内を軽度に傷をつけると、傷を修復するためにコラーゲンを生成します。
コラーゲンは人体に張りを与えます。
脱毛で皮膚に刺激を与える事でお肌のターンオーバーを
促し、脱毛する事で美肌の効果も期待する事ができます。